デュエット結婚式ソングを発表したばかりのJohn-Hoon、かつての甘酸っぱい歌に秘められた切ない恋のメモリー

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※過去のインタビュー記事をウェブで公開しています

──今回は〈カッコイイ〉はお預けですね。見どころはやはりジョンフンさんのチキン男っぷりだと思いますが、特に高圧的なオネエ系マネージャーに怒鳴られてオドオドしている演技は板についていました。もしや、本当にチキン男なのでは?

「100%逆です。僕は九州男児のような強い男です! 九州男児という言葉の意味を聞いたときに、まさしく僕のことだって思ったんですよ。恋人と一緒にいてもあまり話さないし、細かいことにこだわらないし。小心者では絶対ありません!」

──す、すみません。では話を変えて……。実際のジョンフンさんとマネージャーさんの関係は?

「まず、僕のマネージャーはオネエ系ではありません(笑)。昔は、マネージャーというとみんな僕よりも年上でよく怒られたりもしたのですが、今のマネージャーは僕のほうが年上なので一緒にお酒を飲んだりゲームしたり、友達のような関係です。僕が今、一番長く一緒の時間を過ごす人じゃないでしょうか」

──仲がいいんですね。

「学生時代の同級生とはなかなか会う機会がなくて……。というか、僕と性格が正反対なのがいいんだと思います。僕がおとなしいから、僕の仲間たちは明るい人ばかりなんです」

──劇中のジョンフンさんは、ある人と出会うことで自我に目覚めていきますが、実際、自分を変えてくれる人に出会ったことはありますか?

「やっぱり学生時代の先生の影響は大きいですよね。僕を変えてくれた先生、5~6人はいると思います。例えば、小学2年生のときの担任の先生は、自分に自信がなくてがんばったりしないタイプだった僕を強い人間に変えてくれました。荒療治だったけど、その先生がいたから今があると思います」

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 現在、約3年ぶりとなる全国ツアー「The Mobius Strip Tour in Japan」の真っ最中。タイトルは、メビウスの輪のように決して切れることのないファンとの絆を意味している。

──ツアーを仙台からスタートさせたのはなぜですか?

「去年の東日本大震災で多くの被害を受けた仙台からツアーを始めることで、少しでもみんなの応援になればと思ったんです。仙台は静かな雰囲気で、ファンのみなさんはとても温かい人たちばかりでした」

──仙台公演では女装姿で「あの日にかえりたい」を歌ったそうですね。

「僕はもともとロックテイストのステージが好きなのですが、仙台ではしっとりとしたバラード曲を多く歌ったんですね。でもそれだけだと単調になってしまい退屈かもしれないので、中間で女装というエッセンスを加えることにしたんです。というか、やっちゃいました。女装なんて10年ぶりですよ(ププッと吹き出して)」

──そういうパフォーマンスを楽しみにしているファンも多いと思いますよ!

「(笑いながら首を振って)これからライブが行われる大阪や名古屋、横浜ではまた違ったポイントがあると思うので、そちらに期待してください!」

 久しぶりに会ったジョンフンは、いい意味でたがが外れた気がした。今までは優等生的な発言も多かったが、今回のインタビューでは「こんなこと言ってもいいのかな」と言いながら「実は……」と周囲がびっくりしてしまうような話をしたり、「ハズっ」なんて言葉を使ってみたり……。
「カッコよくてクール」なジョンフンももちろん素敵だが、これまでのイメージをよい意味で裏切っていくジョンフンの姿に、新たな魅力を感じることができた。それが今回コメディに挑戦したからなのか、ほかに何かきっかけがあったのかはわからないが、俳優としても歌手としても、よりいっそう〈オモシロ〉くなったことには違いない。これからもジョンフンから目が離せそうにない!

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Text by Sakai Mieko
Photograph by Kawashima Yuko
HOT CHILI PAPER Vol.73(2012 NOV.)より

※過去のインタビュー記事をウェブで公開しています
※記事内の発言や情報は発刊当時のものです

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