※過去のインタビュー記事をウェブで公開しています
「最近、だいぶ変わりました。僕ひとりが所属している事務所なので、社員たちがとても大変そうでした。コミュニケーションもうまくいかないし、誤解も生じるようだったので、自分の考えを言わなくちゃと思ったんです。主人公を長くやっていると、撮影現場はどうしても主人公を中心にまわります。ある時期、僕のいる現場が重苦しくて、楽しい雰囲気ではないときがあったんです。これではいけないと気づき、それからは少しずつ努力しています」
「監督とはずっと連絡し合っています。新しい人に出会うのは大変です。僕はいつも変わらないのに、相手は電話やメッセージにすぐ答えないとすねるんですよ。僕は連絡をもらって1週間後に返事をしたりするタイプなので。ソン・スンホン兄さんみたいな人は、1年に1度会うだけでもすべてを理解してくれるのに。スンホン兄さんはデビュー時期が同じだったせいか、まるで実の兄のようです。ふたりで会って焼酎を飲んだりゴルフをするときもあります。演技のスタイルが違うので、同じ作品で共演するのは難しそうですね」
「タイミングが合って、いいシナリオがあればやりたいです。日本の事務所もありますし、中国のパートナーもいるので、時期さえうまく合えば、海外の作品の機会も訪れると思います。ただハリウッド進出が一番の目標というように重点を置きたくはありません」
「ハ・ジョンウさん、リュ・スンボムさんと一緒にやってみたいです。僕は氷に近い俳優。彼らは燃え上がる演技がうまいと思います。彼らと作品で出会ったら面白い結果が生まれそうです」
「ひとりでいるのが好きなので、友達があんまりいません。最近は何にもしないようにしています。演じるときに自分が持っているすべてを引き出すタイプなので、今は中身が空っぽなんです。埋める時間を作らなければいけないのに、時間がありません。先輩たちもスランプがあったはずなのに、みんなどうやって克服したのか気になります。今は少しスランプの時期みたいですね」
「実はよく知らないんです。まわりでムン・チェウォンさんとパク・ミニョンさんの話をよく聞きますが、歳の差がありすぎて彼女たちと共演できるんでしょうか。いつのまにか現場では、スタッフも含めて僕が一番年上になってしまいました」
「僕の仕事を理解してくれる人がいいです。それに、心が温かくて、嫌いなことが似ている人ならいいですね。好きなことはお互い合わせなくても、自分で楽しめばいいんですが、嫌いなことはそういかないじゃないですか」
「もう30回以上も撮影しましたが、イ・ミヨン先輩にはたしかににじみ出るカリスマとオーラがあります。キャリアと力を感じます。ラブストーリーもありますが、アクションが中心の映画です」
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