※過去のインタビュー記事をウェブで公開しています
「それよりも『ごめん、愛してる』に対するプレッシャーがありました。似たように見えるのではないかなというプレッシャーです。でも、今回はそんな話がまったく出なくてホッとしました」
「だいたいそうですね。ひとりだけを見つめます。まず嘘が下手で、すぐバレるんですよ。なのでいっそ(嘘をつくことを)あきらめました(笑)。でも、その人にだけ尽くすとしても、時間が足りないんですよね」
「成功した作品を中心に覚えてくださるからだと思います。暗いキャラクターが多いから、みなさんもそう覚えているようです。その印象をわざと崩したいという気持ちはありません。『僕はそんな人じゃない』とあえて説明する必要はないじゃないですか。そのイメージが別に悪いとも思いません」
「最近耳にした一番とんでもないことが『ソ・ジソブも笑うんだ』でした。実際はよく笑うほうなんです。それにしても『無限に挑戦』は本当に大変でした。お笑いのみなさんに尊敬を抱きました。人を笑わせて幸せを与えるのはとてもすばらしいこと。ユ・ジェソクさんは実にすごい人だということに気づきました」
「監督に偏見を持たないようにするために、あえて監督の作品を観ませんでした。一緒に撮影をしてみると、いまだに童話のなかで生きているような人でしたね。アングルや映画に対する視覚がほかの人とは違っていました。撮影監督はノワールをよく撮影している人です。このおふたりの組み合わせがうまくミックスされて、絶妙な感性が生まれました」
「僕が想像していたイメージとはまったく違う人。あの年齢なら現場で明るく騒いだりするかもしれないのに、役にずっと没頭していました。僕よりも演技に対して真剣で、一生懸命な人でした」
「僕なりにベッドシーンだということで、当たり前のように腹筋を出すもんだと思って、撮影現場をセッティングしている脇でずっと腹筋運動をしていたのに、まったくそんなシーンがありませんでした。ベッドシーンをセクシーに見せることも大切ですが、美しく見せるのが一番の目的だから、そうなったんだと思います。何日間も食べずに運動したのに撮りませんでしたね(笑)」
「〈名腹筋〉だなんて荷が重いです。昔からイヤでしたね。やりたくないとも思ったり。腹筋は作るのも大変ですが、維持するのがもっとつらいんです。役のイメージに合っていればいいんですが、役に関係もなく作品のなかで見せることを求められると困惑します。今回の鉄棒シーンも正面ショットは撮らないことにしたのに、結局、全部を撮影してました。そうだと知っていれば、完璧に筋肉をつけたのに残念です(笑)」
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