数学エッセイ出版! 最高学府ソウル大に在学した知性派John-Hoonにも、恋は方程式で解けない?〜女性カバーアルバム『VOICE』

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ガラスびん分別収集の手引き

 今年の上半期、ジョンフンは、〈殺人的〉とも言えるスケジュールをこなしてきた。3月~5月は、韓国で放送されたドラマ「おバカなママ」で主役級を演じ、ドラマ撮影と同時進行でミュージカル『Catch me if you can』の練習がスタート。その間に来日してドラマ・映画「RUN60」の撮影と5月に日本でリリースされたアルバム『VOICE』のレコーディングを行った。そして5月~6月中旬までは『Catch me if you can』の本公演に出演。その間、MCを務めるレギュラー番組の収録も休むことなく続けた。

──ドラマ、映画、ミュージカルでいくつものキャラクターを同時進行で演じていましたが、頭のなかで混乱することはありませんでしたか?

「大変でしたね。ひとつのキャラクターを演じているときは、頭のなかからほかのキャラクターを全部捨てる、それしか方法はありませんでした」

──いくつものキャラクターを同時に演じられるのは、やっぱり頭がいいからですよね? 器用じゃないと難しいと思うんです。

「あはは。それは関係ないと思いますよ」

──一度にいろんな分野に挑戦することになったのには、何か特別な理由があるのでしょうか?

「自分の可能性を探っているとか、将来を模索しているというよりも、単純に、今はやりたいことは全部やろうという気持ちがあって……。僕は、自分が絶対に無理だと思ったものは二度とやらないタイプなんです。例えばダンスは約10年前にあきらめました(笑)。反対に一度やってみて感触が悪くなかったら、もっと深めたいと思うんです。少しでも才能があったら、それを隠すのも罪だと思うんですよね」

──それでミュージカルにも挑戦したと?

「ミュージカル……(深いため息)。楽しいけど、準備が本当に大変でした。時間的な問題もあって、何度挫折しそうになったか……」

──そういった精神的なプレッシャーがあったなんて感じられないくらい、のびのびと演じてらっしゃいました。

「僕は主人公のフランクを演じたのですが、フランクという役は、とにかくステージに出ずっぱりで本当に忙しいんです。セリフを言って、歌を歌って、袖にひっこんですぐに着替えて、また飛び出してセリフを言って……。それにミュージカルってドラマと違ってセリフも身振り手振りもオーバーにしなくてはいけないじゃないですか。今まで培ってきた演技観をすべて否定しなくてはいけなかったのが、一番難しかったです。もちろん、8年ぶりのダンスも難しかったですし(笑)」

──UN時代からのファンにとっては待望のダンス姿でした!足も頭までキレイに上がって、かっこよく踊れていたじゃないですか!

「バックダンサー(アンサンブル)の方々はみんなまっ直ぐ足を上げて踊っていましたが、僕はなんとか上げているという状態で……。毎回、あとちょっと上げたら後ろに倒れるというぎりぎりのラインでがんばりました(笑)」

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Text by Sakai Mieko
Photograph by Onodera Hironobu
HOT CHILI PAPER Vol.71(2012 JULY)より

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