ドラマ「奇皇后」報われぬ愛に泣く皇帝が切なすぎる! トップ俳優に躍り出たチ・チャンウク、子供時代に憧れていたヒーローは?

※過去のインタビュー記事をウェブで公開しています

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チ・チャンウク
骨太時代劇「ペク・ドンス」で朝鮮最高の武人を熱演! ユ・スンホとの目ヂカラ対決も話題に。

HOT CHILI PAPER Vol.72(2012 SEP.)より

 デビュー3年目の初主演作「笑ってトンヘ」が最高視聴率45.4%を記録し、一躍人気俳優の仲間入りを果たしたチ・チャンウクだが、彼が演技者としての真価を発揮したのは「笑ってトンヘ」の次に主演した「ペク・ドンス」だろう。
 このドラマは、貧しく育ちながらも天性の腕力ひとつで民衆の英雄となり、やがては朝鮮時代の国王イ・サン(正祖)の護衛武士となって朝鮮最高の侠客に成長するペク・ドンスの一代記。チ・チャンウクにとっては初めての時代劇で華麗なアクションにも挑戦した。ユ・スンホ演じる宿命のライバルとの友情と絡み合ったふたりの運命も見どころだ。
 彼にインタビューするのは今回が2度目だが、言葉数はあまり多いほうではない。ゆっくりと柔らかな口調で話しながらも、彼が放つ言葉には確固たる自信や男気が感じられる。

──歴史上の人物を演じることにプレッシャーはありませんでしたか?

「この作品を通してペク・ドンスという人物を知ったんですが、彼はこれまで韓国の英雄としてドラマや映画などの作品でほとんど扱われたことのない人物でしたので、そういった意味でのプレッシャーはありました。演じるにあたり歴史的な事実を無視することはできないので、もちろんペク・ドンスについていろいろと調べましたが、作家の先生と話し合って『今回は想像のなかの人物のようにキャラクターを作り上げていこう』と決めました」

──キャラクターを作る過程でもっとも神経をつかったのはどんなことですか?

「ドンスの変化です。子供時代のドンスは粘り強く気丈な性格ですが、成人になってからはとてもよくはしゃぐキャラクターで登場します。子供時代と変わってしまうことに不安もありましたが、作家の先生の意見を信じて演じました」

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──撮影をしながら大変だったのは?

「初めて挑戦した剣術が思った以上に難しくてなかなか慣れませんでした。あとは暑さ! 夏のど真ん中の撮影だったんですが、とにかく暑かった記憶しかありません。時代劇の撮影場所は山や海などあらゆるところで行われ、全国をまわりながら撮影したと言っても大げさではありません。一番過酷だったのは京幾道(キョンギド)華城(ファソン)にある『恐龍の卵の化石産地』での撮影。そこは本当に何にもない野原で、熱すぎる太陽から身を隠せる場所がどこにもなかったんですよ~。こうやって話しているだけでもあの日の暑さが蘇ってくるほどです(笑)」

──チョン・グァンリョルさん、チェ・ミンスさんという大先輩との共演でしたが、おふたりからは演技についてアドバイスを受けましたか?

「特別なアドバイスをもらったというよりは、そのときどきで僕が芝居の流れをちゃんとつかめるように常に気にかけていただきました。僕にとってはおふたりを見ているだけでもアドバイスになりますよね」

──カリスマあふれる大先輩の「意外な素顔」があれば教えてください。

「おふたりともイタズラ好き! 僕はチョン・グァンリョルさんと一緒のシーンが多かったんですが、先輩は時間が空いたらイタズラばっかりするんです(笑)。冗談を言ってからかったりしながら、きっとさりげなく僕の緊張をほぐしてくださったんじゃないでしょうか」

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Text by Kawamura Sachie
Photograph by Joo Sung Young
HOT CHILI PAPER Vol.72(2012 SEP.)より

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