役者の道を切り拓いた皇太子役。チュ・ジフンが振り返る人生のターニングポイント。やっぱりそれは「宮~Love in Palace」だった!

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※過去のインタビュー記事をウェブで公開しています

──諸先輩と共演する一方、ドラマ「蒼のピアニスト」ではチ・チャンウクさんと共演し、事務所の後輩にはキム・スヒョンさんがいるなど、後輩と関わることも増えてきました。彼らにとってどんな先輩でありたいと思いますか?

「恥ずかしくない先輩、ただそれだけです。『あいつ、いったい何なの?』と思われなければありがたいです。みんな、自分がイケてると思って生きてますからね(笑)。後輩からそう言われない基準さえ満たしていれば大丈夫でしょう。自分に与えられた仕事をきちんとやれば、恥ずかしいことはありません。たまに、セリフを棒読みのくせに、先輩顔で偉そうになんだかんだ言ってくる人がいます。自分が仕事をできないことがわかってない! え、私もそうだったりして?(笑)こんなことを考え始めると、本気で怖くなるときがあります。演技だけじゃなく、人はみんな好みが違います。例えば、作ってもらった料理がおいしくなかったとします。でも作った本人はまずいなんて思ってなくて、プライドもあるようです。みなさんもこんなシチュエーションを経験したことはありませんか? 作った本人以外、そこにいる全員が目を合わせてシーンとなるとき。きっと私自身にもこんな面があるに違いありません。そう考え始めると、めちゃくちゃ怖いんですよー。自分では具体的に何が悪いのかわかりません。わからないからきっとずっと続けているんでしょう。みなさん、私に言ってもらってかまいませんよ! 私が自分のどんな面をわかってないのかを(笑)」

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──日本のファンにおすすめしたい名場面は?

「お風呂のシーン! あのイ・ミドさんとのシーンは、少しのセリフと動線以外はほぼアドリブ。この手のアドリブは相手との息が重要。もしも私がいきなり水をかけたりしたら、『え、台本に書いてないのに急に何やってるの?』と驚いて止まったり、無視して次の芝居に進んでもミスではありません。私が相手の演技を邪魔したと言われてもしかたありません。ミドさんとはアドリブの感覚がすごく合ってよかったです」

──ほかにおすすめの場面はありますか?

「ラストで馬に乗るシーン。実はイム・ウォンヒ兄さんは馬に乗れません。そのシーンをよく見ると、兄さんの耳が真っ赤になっていて面白いんですよ。私たちはそれを見て笑っていましたが、兄さんにとっては命がけ。でも馬に乗っているのではなく、乗せられている感じがおかしくって(笑)。ぜひ注目してください」

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Text by Kawamura Sachie
Photograph by Joo Sung Young
HOT CHILI PAPER Vol.75(2013 JUNE)より

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